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第1話:ばでぃとがくえん

ナレーション「人間、魔法使い、エルフ、獣人、etc―――」

ナレーション「ありとあらゆる種族が共存するようになった世界。」

ナレーション「これは、そんな世界で、とある学園に集まった者たちの、とある物語。」


タイトルコール「」

先生「というわけで!バディについてまとめると」

先生「種族に関係なく、『魂の色が同じ』である2人が揃ったときにに『バディ能力』が発動」

先生「能力はバディ毎に違うものである」

先生「とまぁ、こんなところかな!」

先生「バディについてはなが~いこと研究してるんだけど、なかなかわからない事も多いんだよね」

先生「それを解明しながら、能力を伸ばすためにこの学園があります」

先生「みんな、がんばって能力を伸ばしてね☆」

SE:チャイム

ハルト「オリエンテーション授業、っていうからどんなもんかと思ったけど、大したことなかったな」

コウヤ「そう……?わからないことが多いから実験台にするぞ、っていう感じにも聞こえたんだけど」

ハルト「コウヤは考えすぎなんだって!」

コウヤ「はぁ。ハルトは気楽でいいよね……」

ミスティ「まーよくわかんないけど、バディ仲を深めて能力伸ばそうぜってことでしょ?」

まひろ「……そうだねー」

ミスティ「私のバディがとてつもなくやる気がないんですけど!!」

まひろ「だってこの年になって『学園』……もっと普通な人生を過ごしたかった……」

トキア「あらぁ、年齢は関係ないわよぉ。あなたも充分可愛い女の子じゃない」

蒼「可愛い…あにゃた、ゴスロリ興味ある……?あにゃたにぴったりの洋服、用意するよぉ……?」

まひろ「いらない!いらないから!」

トキア「あら、もしかしたらとっても似合うかもしれないわよぉ。ふふっ、女はいつまでも少女なのよね……♪」

蒼「自分で着るのがいやなら……時間とめて、着せ替えしてあげても良いよぉ」

ハルト「いや、バディ能力をそんなことに使うのもどうなんだ……?」

ミコト「別に、いいんじゃない……能力をどう使おうが勝手だし」

ミコト「っていうか、オリエンテーション前の短い時間でよくここまで仲良くなれるよね……尊敬するよ」

トキア「あら。あなたも会話の輪にどんどん入ってきていいのよ?って、そういえばあなたのバディは……」

セルニー「……zzz」

ミスティ「寝てるわね」

コウヤ「この煩さでどうして寝れるんだ……ある意味すごいなぁ」

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